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在豪日本人ジョッキー賀谷祥平 高知競馬で騎乗開始 その3

その2はこちらから

2014/04/06(日)の朝を迎えた。
一人での遠出では初めてベッドの上で夜を過ごしたが、やはり疲れの取れ方が全く違う。
ネカフェでは、リクライニングシートだろうがフラットシートであろうが一時的に眠りに落ちても短時間で目が覚めて疲れが取り切れない。
今回宿泊したホテル タウン本町はビジネスホテルで1泊2000円台だった。
ユニットバスであること等を考慮に入れるといくら安くてもと躊躇してしまうらしいけど、これまでがネカフェだったことを考えると、+1000円ほどで完全個室とベッドが確保されるならネカフェよりも断然にこっちの方が良い。
でも、こんなことを考えるようになったってことは、それだけ若さ由来の勢いや、お金が全然なかった頃のハングリー精神が薄れてきたってことなのかもしれない。

ちなみに今回は頼まなかったが+100円で朝食のサービスもあって、ネカフェだと外で食べたり持ち込んだり、あるいは店内注文したりすると100円で収まることもなく、こっちの方がよっぽどリーズナブルである。

レンタサイクルで高知県立図書館へ!

チェックアウトをして向かったのがOKパーキング
パーキングの名の通り駐車場ながら、同時にレンタサイクルのサービスを提供している。

高知市での取り組みで無料レンタサイクルのサービスがあるものの、返却時間は17時までとナイター競馬観戦が目当ての人にとってはあまりにも早すぎる・・・。
まぁ最初から最後まで楽しむつもりなら無料送迎バスに乗ればいいんだけど、今日はそういう訳にはいかない。
この日のうちに岡山に帰らねばならず、そのバスの最終便が19時。
一番のお目当てである賀谷騎手は2・4・5レースに騎乗で、もう一つの目当てが6レース。
5レースの発送時刻が17:15、6レースの発走時間が17:45なので、6レースが終わって大急ぎで市街地まで戻ればバスには間に合う。
が、当然無料レンタサイクルでは5レースどころか4レースすら観ることができなくなる。

OKパーキングのレンタサイクルは21時まで借りることが可能!
民間なので1日の貸出に500円が必要だが、今回はこちらの選択肢しかない。

どんなものか勝手を知っておきたくて前日も借りてみようとしたところ昼前の段階で全て貸し出したとのことで、翌日の自転車をその際に予約させてもらった。

後年に再度訪れた際には、その前日に電話で取り置きしてもらえたので、高知に行ってここのレンタサイクルを借りようとしている人は、事前に予約を取っておいた方が得策だろう。
借りる算段でいたのに借りられず足がないというのは避けたいところ。

この日は日曜ということで日曜市が行われていて物凄い活気。
OKパーキングは日曜市が行われている道路沿いなので、せっかくだからと市場の中を歩いて向かう。


初めての高知だから高知ならではの物を食べれば良いのに、このベーコンチーズが気になってつい購入。
いやー屋台の串物って本当に美味しいなぁ。

レンタサイクルを無事に借りて県立図書館へ。


天気が良いので写真が映える。


遠くに見えるは高知城。


山内一豊公。


高知県立図書館(画像は2016年に撮影したもの)

高知県立図書館で地方競馬史を閲覧、その中で福山競馬に関するページを全て複写する。
これに割と時間を使い、図書館を出るころには正午過ぎになっていた。

そんな訳で賀谷騎手が出演する「モーニング展望。」までには競馬場に着いておきたかったので急いで競馬場へ向かう。
あまりにも急ぎすぎて道中の写真は一切なし。
途中の桂浜道路の横浜トンネルでは、いつまでも終わることが無いようにも感じる長さと坂道に何度もめげそうになるなど、とにかく余裕がなかったw

2日目の高知競馬場

競馬場に着いた時には既に「モー展。」のジョッキーが登場するコーナーは終了していた。
まぁライブで観れなくても後で観られるしいいかと納得させるも、であればこんなに急いでくる必要もなく複雑であるw
その時の「モー展。」はこちら

昨日とは打って変わり春の日差しで暖かい高知競馬場。
空が明るく写真を撮るには絶好のコンディション。
昨日よりは上手く撮れている・・・はず。

2レース


ドレスアフェアーは人気の一角。


スタート後は馬なりで推移し、勝負所から内をスルスル上がっていき4コーナーを先頭で迎える。
日本初勝利なるか!?


直線に入り外から永森騎手鞍上の本命馬・グローバルチェンジとの競り合い!


最後は突き放され1馬身差の2着に。

4レース


このレースも有力馬の1頭・クリノアルプスに騎乗。
このレースだけ出走表の写真がないのは、直前の3レースの万馬券を1点で仕留めた馬券を失くし探していたため(結局見つからず)


中段のまま6着。

5レース


今日の中では人気薄のエイシンカシオペアに騎乗。


今回の高知旅のフィナーレと言って過言ではないので写真も多め。


徐々に後退していき最下位の9着。

これで今回一番の目的だった賀谷騎手のレースは終了。
ここからはエクストラ。

アラブの名血、サラの中に生きたり

6レースにはアラブの名牝ラピッドリーランを母に持つクーヨシンが登場。
帰り支度等であまり時間がなく写真は撮ることができなかったので、福山競馬場に所属していた頃の写真を数枚。


2011/07/31 デビュー戦のパドック。


本馬場入場直前。


デビュー戦の認定競走は、後に一足早く高知競馬場に所属することになるカンピオーネロサの2着。


デビュー戦での敗北の後は全勝で臨んだ兵庫ジュニアグランプリ。


那俄性調教師は神妙な面持ちでクーヨシンを見つめる。


初の大敗も勝負所まで自分の出た位置は守った。

新年度開催でA級から降級し、ここでは1番人気に推されその支持に応える快勝劇となった。

行きは地獄、帰りは天国

急いで市街地まで戻る。
行きはとにかく地獄だった上り坂が帰りは下り坂に。
ほとんど自転車を漕ぐことなくあっという間に下り終え、時々グーグルマップで帰り道を確認しながらOKパーキングに戻る。
この時点で18:30、バスには間に合いそう。

少し余裕ができたのでお土産を色々買ってバスを待つが、帰りのバス乗り場を間違えていることを清掃のお兄さんに教えてもらい、正しいバス乗り場へ走る。
本当に、本当にギリギリ到着に間に合い岡山へと向かう。
前の座席の、おそらく結婚式に出席したであろう二人組がずっとゴソゴソしていて気になっていたが、やっぱり帰りはあっという間に感じるもので、そこまで苦痛にはならず。

さて、賀谷祥平騎手はその後2014/04/28に日本初勝利。
今回の短期騎乗で96戦1勝(2着3回 3着1回)という成績でした。

いつか、近い将来、オーストラリアで騎乗する姿を観に行きたいなぁ。

その1
その2

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